CPUグリスのおすすめ6選!これでクーラーも正常作動【2018年最新版】

おすすめできるCPUグリスは6つ。これらのCPUグリスを選んでおけば間違いありません!この記事ではグリスの選び方や初心者が必ず抱く疑問質問、正しい塗り方や除去の仕方までご紹介します。初心者から上級者の方までぜひご覧ください。

先におすすめ商品一覧をみたいという方は こちら


Osusumo編集部

CPUグリスのおすすめな選び方7つ

それではまず、CPUグリスの7つの選び方をご説明します。以下の7点に注目していただければ、きっとあなたが必要とするグリスが見えてくるはずです。

1.特徴がそれぞれ違う!グリスの種類をチェック

グリスには様々な種類があるので、それぞれのグリスの特徴を解説しましょう。

◇シリコングリス(高性能タイプ)

シリコングリスの高性能タイプは通常のシリコングリスに酸化金属を配合しており、熱伝導率が通常のシリコングリスに比べると2~3割上昇しています。

熱伝導率が良いということは、それだけCPUを冷やす効率が良いということ。通常の自作パソコンで十分な威力を発揮できるためおすすめです。

◇セラミックグリス

グリスによる熱伝導率はグリス粒子の接触面の広さで決まります。接触面が広いほど熱伝導率が高くなり、CPUの冷却に威力を発揮するわけですね。商品によりますが、基本的には粒子が小さい(ナノサイズ)なうえに密度が高く、接触面の面積は大きくなります。そのため熱伝導効率もバッチリです。

◇ナノグリス

ナノグリスはいわゆるシリコンに高性能ナノパウダーを配合しているグリスで、熱伝導効率を上げる原理は他のグリスと変わりません。ナノパウダーという小さな粒子が高密度で詰まっているので熱伝導効率がよくなります。しかしナノグリスは塗りやすくなっているという点で他のグリスより優位です。

◇シルバーグリス

シルバーグリスは熱電導効率が非常に高く、よく冷えるグリスとして知られています。さらに塗りやすいことも特徴です。若干値段は高くなりますが、グリスを初めて塗る方にもおすすめできるグリスです。

◇絶縁タイプ熱伝導グリス

こちらもシルバーグリスと同じく熱伝導効率が高いためよく冷えます。粘度が低いものも多いため、均一に塗りやすく使いやすいグリスです。また絶縁性があることも特徴です。

◇サーマル型ハイエンドグリス

ハイエンドタイプのグリスは粘度が高いものが多く、塗り方も難しくなります。もちろん冷やす効果は他のグリスより群を抜いています。オーバークロックをされている方や、ベテランの方向けのグリスといえるでしょう。

2.CPUの熱をできるだけ上げない!熱伝導率をチェック

熱伝導率は高い方がCPUが良く冷えるため、熱伝導率についてきちんとチェックしておくことが重要です。

CPUはヒートシンクによって冷やされますが、CPUとヒートシンクは完全に密着することはできません。よってその隙間を埋めるためにグリスを塗ります。

グリスがきちんと熱を伝えられるほどヒートシンクに熱が伝わる=冷やす効率が高いので、熱伝導率が高いグリスほどCPUをよく冷やすというわけですね。

3.簡単にCPUグリスが塗れる!塗りやすさをチェック

CPUグリスを塗る際のポイントは均一かつ薄く延ばすことです。この塗り方でCPUを冷やす効率が決まると言っても過言ではありません。

初心者でも薄く延ばして均一に塗るには粘度があまり高くないグリスがおすすめ。粘度が高いグリスでは表面を均一にするのはなかなか難しいです。

粘度が低めのグリスとしてはシリコングリスやシルバーグリスが挙げられます。もちろんほかのグリスでも塗りやすさが評判のグリスがあるのでチェックしましょう。

4.長持ちする商品を選ぶ!維持力をチェック

CPUに塗ったグリスは劣化します。そのためどのくらい性能を維持できるのかチェックしておきたいところです。

とはいえ、グリスの性能がどのくらい維持できるのか事前に知ることはとても難しいことです。PCの使用頻度や使い方によって、グリスがどのくらい維持できるのかは変わります。

目安としては年に1度くらいはグリスが劣化していないかチェックするとよいでしょう。

5.コスパも踏まえて選ぶ!容量をチェック

グリスは決して安いものではありませんし、PCには欠かせないものです。ヘビーユーザーはもちろんですが、自作PCを長く使っていく、あるいはカスタマイズしていくならコストパフォーマンスが良いグリスを選びましょう。

またグリスの容量だけでなく、塗り方も重要です。無駄にグリスを使うとコストパフォーマンスが落ちるだけでなく、グリスが基盤にはみ出てしまいショート(短絡)の原因になることもあります。特に初心者は塗りやすさや熱伝導率の良さも考慮して、ナノグリスやシルバーグリスなどの中級~高級品がおすすめですので、コストパフォーマンスは気にしたいところですね。

6.シリコンからナノダイヤモンドまで!含まれている材質をチェック

グリスに含まれている成分は、グリスの熱伝導率を決める最重要な要素ですから必ずチェックしましょう。上に書いたように、グリスに含まれている成分によってさまざまな特徴があります。

まずは熱伝導効率が良い品物を選ぶ、塗りやすさも考慮する、そしてコストパフォーマンスを考慮するといった順番で決めていくと、グリス選びはスムーズになると思います。

7.価格相場と買うべき値段をチェック

グリスの価格はさまざまです。安いシリコングリスからハイエンドPCに使う高級品までありますが、価格相場や売れ筋価格帯は「支持されているグリス」「自分にあったグリス」を探すための目安になります。ぜひチェックしておきましょう。

最安価格帯 売れ筋価格帯 高級価格帯
価格 300円程度 1000円~2000円程度 2500円程度
特徴いわゆるシリコングリスで、性能を引き出す成分は無添加 シルバーグリス・塗りやすさ重視の注射器タイプなど ナノダイヤモンドなど添加物が高級で熱伝導効率が高い


CPUグリスのおすすめメーカー・ブランド

では次に、CPUグリスでおすすめのメーカーやブランドを見ていきましょう。ここでは代表的な3つのメーカーをご紹介します。

1.AINEX

AINEXは自作パソコン用の周辺機器やサプライ品の企画、製造、販売を行っている会社で、CPUグリスではAmazonベストセラー1位を獲得するシルバーグリスAS05を販売しています。いわば「安心して使えるグリス」を開発販売するメーカーです。

2.Thermal Grizzy

Thermal Grizzyはドイツに本社を置くメーカーで、世界中にCPUグリスを供給しています。特にマニア向け、ハイエンドクラスPC向けのグリスを得意とするメーカーです。CPUが過熱しがちなオーバークロックを行うユーザーには御用達といっても過言ではない程使われています。

3.SANWA  SUPPLY

SANWA  SUPPLYはパソコンの周辺機器やサプライ品を企画・製造・販売する会社で、CPUグリスも取り扱っています。

製品の特徴は比較的安価でコストパフォーマンスが良い製品が多く、最安価格帯の300円程度のグリスも販売しています。またナノダイヤモンド入りのグリスも2,000円を切る価格で販売しています。

まずは安価なグリスで試してみたいという方は、SANWA  SUPPLYのグリスから試してみるのもよいでしょう。

今回の商品の選定ポイント

この記事では以下の4点からCPUグリスを比較選定しました。すべてCPUグリスを比較検討するためには重要なポイントですので、見逃さないようにして下さい。

*熱伝導率
*塗りやすさ
*維持力
*容量

この6つどれかを選べば問題無し!最強CPUグリスのおすすめ6選

ではいよいよ、おすすめ最強CPUグリスをご紹介します。ここで紹介している商品は信頼が置ける、コスパが良い、塗りやすいかどうかなど、自作PCの初心者から上級者まで使えるグリスを網羅しました。

CPUグリスのおすすめ6選

1.AINEX JP-DX1

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AINEX JP-DX1

1297円(税込)

  • 熱伝導率 16W/m・K
  • 塗りやすさ △
  • 維持力 ○
  • 容量 3g(およそ4回程度)
商品ページで詳細を見る

JP-DX1がおすすめの理由

JP-DX1がおすすめの理由は際立った熱伝導率と耐久性の高さです。JP-DX1はナノダイヤモンドグリスで、台湾とロシアが共同開発したというナノテクノロジーが用いられています。そのため熱伝導、低熱抵抗に優れており、さらに非腐食性、抗酸化性、非導電性とCPUや基盤にもやさしいグリスです。

耐久性については最長4年という推奨使用年数が表示されています。さすがに4年となるとCPUも傷んでしまうと思いますが、それほど耐久性が高いという点で信頼のおける製品でしょう。

塗りやすさについては、粘度が高めのグリスのため△としました。製品にはグリスを塗るためのヘラが付属していますが、粘度の高さから考えると指で塗った方が良いでしょう。指で塗ることには抵抗があるかもしれませんが、皮膚を刺激しないグリスですのでアレルギーなどの心配がなければ安心して使えます。

なお容量は3gのため4回程度は使えると思われます。

2.Thermal Grizzy  Kryonaut 1g (TG-K-001-RS)

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Thermal Grizzy  Kryonaut 1g (TG-K-001-RS)

950円(税込)

  • 熱伝導率 12.5W/m・K
  • 塗りやすさ ○
  • 維持力 ○
  • 容量 1g
商品ページで詳細を見る

Kryonaut 1g (TG-K-001-RS)がおすすめの理由

Kryonaut 1g (TG-K-001-RS)はあらゆる面で最強クラスのCPUグリスです。メーカーはThermal Grizzyですから、世界中のオーバークロッカーに愛用されています。それほど信頼性が高いと言えるでしょう。

維持力(耐久性)についても申し分なく、80℃の高温でも硬化が進まない設計をされています。この点もオーバークロッカーに支持されている理由です。

塗りやすさもピカイチで、付属のヘラで塗るのにちょうどよい粘度を実現しています。

容量は1gですが、この製品はいわゆる「お試し版」です。オーバークロックを考えている方やCPUパワーを大量に必要とするマシンを構築する場合、一度使ってみるのもよいと思います。

3.AINEX AS05

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AINEX AS05

1388円(税込)

  • 熱伝導率 9.0W/m・K
  • 塗りやすさ ○
  • 維持力 ○
  • 容量 3.5g
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AS05がおすすめの理由

AS05はその性能の良さ、塗りやすさ、耐久力などあらゆる面から強くお勧めできるCPUグリスです。

純度99.9%の超微粒子シルバーを使用しており、高い熱伝導率を誇ります。塗りやすさの面では注射器タイプで量の調整がしやすく、塗りやすいうえにグリスの残量や使用料も一目でわかります。

耐久性(維持力)については、長期間硬化しない特殊オイルを使用し、シリコンオイルを使用していません。そのためかなりの間い性能を維持できるCPUグリスといえるでしょう。

またこの製品が信用できる理由としてはAmazonではベストセラー1位商品として多くのユーザーに支持されているという点です。リピーターが多く「またこのグリスを使おう」と思わせるほどの性能や塗りやすさ、維持力があることの証ではないでしょうか。

4.ARCTIC MX-4/4g

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ARCTIC MX-4

1656円(税込)

  • 熱伝導率 8.5W/mk
  • 塗りやすさ △
  • 維持力 ○
  • 容量 4g(およそ5回分)
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MX-4/4gがおすすめの理由

MX-4/4gのおすすめポイントはその耐久性(維持力の良さ)と価格の安さです。耐久性としてはリサーチの結果、ポンピング(劣化)しづらいという意見が多いことが特徴でした。筆者は利用したことはありませんが、劣化しづらい=PCが長持ちしやすい=総合的なコストパフォーマンスが良いと言えるのではないでしょうか。

またナノダイヤモンド配合で1000円台前半という価格も魅力的です。

容量も4gとほかのグリスと比べて多いことも特徴です。塗りやすさについては△としましたが、決して塗りづらいわけではありません。米粒大のグリスをCPUの中心に乗せて、クーラーを載せることで均一に全体に広がります。また絶縁性のため、はみ出てもショートの心配がありません。初心者~上級者までおすすめできるCPUグリスです。

5.サンワサプライ TK-P3D

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サンワサプライ TK-P3D

1028円(税込)

  • 熱伝導率 8.3W/m・K
  • 塗りやすさ ○
  • 維持力 ○
  • 容量 2.8g(およそ3回分)
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TK-P3Dがおすすめの理由

TK-P3Dのおすすめポイントは塗りやすさです。粘度が絶妙に良く、CPUに薄くかつ均一に塗ることができる点は初心者にもやさしいでしょう。またAmazonでの実売価格が執筆時点で1,000円を切っていることからコストパフォーマンスは最強クラスです。

維持力に関しては数年使用しても劣化があまり進まないという強さ。

もちろんPCの使用頻度や使用目的(CPUパワーを大量に必要するかどうか=CPUの温度が非常に高いか否か)によって耐久性は変わりますが、一般的な使用であれば年に1度チェックする程度で十分でしょう。

6.AINEX HTC-01

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AINEX HTC-01

1134円(税込)

  • 熱伝導率 8W/m・K
  • 塗りやすさ △
  • 維持力 ○
  • 容量 3g(およそ3回分)
商品ページで詳細を見る

HTC-01がおすすめの理由

HTC-01は「EVERCOOL Thermal」ブランドのナノダイヤモンドグリスが配合されたグリスです。製品には塗布専用のヘラが付属しています。
熱伝導率については特に問題はありませんし、ナノダイヤモンドグリスとしてはかなり安いことが特徴です。また非伝導性ですので基盤に触れた際のショートの可能性もありません。コストパフォーマンスを考えても優秀なCPUグリスといえるでしょう。

ひとつ弱点を挙げるとすれば塗りづらさで、粘度が高く硬めでな上に速乾性があるという点です。そのため塗るのに手間取ってしまうとかたまってはがれてしまうこともあります。

グリスは薄く均一に塗りたいものですが、こうするにはそれなりの技量が必要となるでしょう。

そのため初心者にはお勧めできませんが、ナノダイヤモンドグリスとしてはコストパフォーマンスが良く、性能も高いグリスですので、気になる方は要チェックです。

CPUグリスを購入時の気になる疑問・質問

CPUグリスの購入や使用するうえでよくある疑問・質問にお答えします。

Q1:グリスの寿命ってどれくらいなの?

グリスの寿命は一般には1年~3年といわれています。パソコンの使用頻度によるため一概には決められませんが、およそ1年~3年と覚えておくとよいでしょう。

3年以上経過したグリスは硬化が進み、熱伝導効率もかなり落ちてしまいます。そのためCPUなどのパーツを痛めやすくなってしまうため交換が必要です。

またグリスの塗り方に自信がない場合や性能の低いグリスの場合は半年~1年など高い頻度でグリスを交換してもよいでしょう。

Q2:グリスの塗り方を教えてください!

グリスの塗り方の基本は「少ない量を薄く均一に伸ばす」ことです。さらに理想的には気泡が入らないことも重要です。ただこの感覚がなかなかつかめませんね。

量としてはCPU中心部に「米粒大」あるいはもっと小さい量を置いてあげます。そのグリスの粒を指やへらを使ってCPU全体に薄く延ばして塗ります。

塗る量がかなり少なくて薄すぎると思われるかもしれないのですが、0.1mm程度の厚さでも十分ですのでかなり薄く塗り伸ばしてください。

Q3:古いグリスってどうすれば除去できるの?

古いグリスはウェットティッシュなどを使えばとることができます。普通のウェットティッシュでも対応可能な場合がほとんどですが、心配な方はしつこい汚れに対応している強力ウェットティッシュを使ってもよいでしょう。

カチカチに固化したグリスの場合、ウェットティッシュでは対応できないことがあります。このような際にはグリス除去液があるのでこちらを利用しましょう。

Q4:グリスってそもそも重要なの?

グリスはCPUとCPUクーラーの隙間を埋めるために重要です。CPUとCPUクーラーは見た目では密着しているように見えますが、粒子レベルでは凹凸があるため密着している状態とは言えません。そこでその凹凸を埋める役割を果たすのがCPUグリスです。

凹凸がある状態ではCPUの熱がCPUクーラー(ヒートシンク)にうまく伝わらないため、熱放出の効率が落ち、CPUが傷んでしまいます。しかしグリスでその凹凸を埋めることによって、CPUの熱をうまくCPUクーラーに伝えることができるわけです。

グリスはとても重要ですね。

まとめ

この記事ではCPUグリスの選び方やその重要性、おすすめ商品などについて解説しました。自作PCの醍醐味はなんといってもその性能を自分で決められることです。

グラフィックボードやCPU、電源などにこだわってPCを製作するのもよいですが、グリスにもこの機会にこだわってみませんか?グリス除去や塗布など、ちょっとした職人っぽい作業もたまには良いものです。

また現在お使いのPCが数年経過しているものなら、これを機会にグリスを見直してみてください。きっとPCが長持ちすると思います。


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