初心者でも育成できる芝生と肥料のおすすめ9選!芝生の種類とタイプをチェック

きれいな芝生の庭、素敵ですよね。よく手入れされた緑のカーペットのような芝生は、多くのガーデニング愛好家の憧れです。でも「庭に芝生を敷いてみたいけど、何を選べばいいのかな」と困ったあげく、諦めてしまった……という人も多いのではないでしょうか?そこでこの記事では、園芸の専門家に取材して分かった「よい芝生の選び方」を徹底解説。さらにそれを踏まえて編集部がセレクトした、おすすめの優良芝生も発表します。せっかくだから、人工芝じゃなく天然の芝を敷きたいですよね。この記事を参考に、美しい緑の庭づくりをはじめてみましょう!

先におすすめ商品一覧をみたいという方は こちら


Osusumo編集部

芝生のおすすめな選び方

さっそく、芝生を選ぶ上で外してはいけないチェックポイントを見ていきましょう。

1.育ちやすく手入れのしやすい芝生の種類をチェック

当然といえば当然なのですが、「芝生」という名前の草があるわけではありません。「芝生」とひとくくりに呼ばれているそのなかにはさまざまな種類の植物があって、どんな環境でよく育つのかなどはそれぞれ違います。

そのなかから自分の家の環境や条件に適したタイプを選ばなければ、手入れを頑張っても成果が出ずに枯れてしまう……ということにもなりかねません。最初の品種選びは、時間をかけて慎重に行いましょう。

問題は「じゃあ、ウチに合った芝生って何なの」ということですね。次から具体的に説明していきます。

2.産地によって特徴が異なる!芝生のタイプをチェック

芝生は原産地によって大きく「日本芝」「西洋芝」に分けられ、特徴に違いがあります。

種類 主な特徴
日本芝
・野芝
・高麗芝
・姫高麗芝
・日本の気候に合った性質
・管理は比較的易しい
・葉は少し硬め
西洋芝
ケンタッキーブルーグラス
バミューダグラス
センチピードグラス等
葉が細く柔らかく色が濃いものが多い
管理には手間がかかる

「日本芝」はもともと日本に自生していた芝生。高温多湿な日本の気候によく合い、育てやすいのがメリット。刈り込みや施肥などの手間も比較的少ないので、忙しい人にも向いています。

いっぽう西洋芝の産地は欧米やインドなどさまざまです。寒さに強い品種も多く、そうしたものは冬でも緑の芝生を楽しめます。全体的に葉が繊細でやわらかく、色あざやかなのも特徴。日本芝に比べ、メンテナンスには手間がかかります。

3.暖地型と寒地型!芝生の適正環境をチェック

もうひとつ、暑さに強い「暖地型」と寒さに強い「寒地型」という分類方法もあります。

日本芝 西洋芝 特徴
暖地型野芝 高麗芝 姫高麗芝 バミューダグラス ティフトン センチピードグラス 暑さを好む 地上部が枯れた状態で冬を越す
寒地型(なし) ケンタッキーブルーグラス トールフェスク ペレニアルライグラス等 15~25℃が適温 冬も緑を保つ 暑さに弱く夏枯れしやすい

先ほど話したうちの「日本芝」はすべて暖地型です。夏の暑さや湿気に強いですが、冬は地上部が枯れてしまいます。地下部分は生きていて、春にはまた緑の草が伸びてきます。猛暑が厳しい関東以西では、この暖地型が適しています。

いっぽう「西洋芝」には、暖地型と寒地型の両方があります。寒地型の品種は寒さに強く、冬でもきれいな緑色を保ちますが、暑さには弱いので、とくに夏は十分な管理が必要です。日本では、北海道や東北地方などの寒冷地でよく使われています。

4.ガーデニングや鑑賞用!芝生の用途をチェック

芝生を敷いたら、そこで何をしたいでしょうか?具体的にイメージしてみましょう。

たとえばビロードのような美しい緑を見て楽しむなら、葉が繊細で密度の高い品種がよいでしょう。日本芝なら「姫高麗芝」西洋芝なら「バミューダグラス」などがおすすめ。一般に、西洋芝のほうが葉が細くてやわらかく密度の高い芝生になります。

いっぽう「子供やペットを芝生で遊ばせたい!」というような場合は、やわらかくて踏みつけにも強い品種を選びましょう。

「バミューダグラス」やその改良種である「ティフトン」などがおすすめ。寒い地域なら「ケンタッキーブルーグラス」などもよいでしょう。

5.有機肥料や化学肥料!芝生の肥料をチェック

美しい芝生を育てるのに必要な「肥料」についても見ておきましょう。肥料には大きく分けて「化学肥料」と「有機肥料」があります。

化学肥料は、植物の生育に不可欠な3大要素の「窒素」「リン酸」「カリウム」などを効率的に与えることができます。臭いがなく使いやすいのもメリット。しかし、使いすぎると土の成分がへだたり、芝の生育不良を招きます。

有機肥料はフンや葉、骨粉など有機物から作られるもので、上の3要素以外にもさまざな成分が含まれています。臭いがあるのが難点ですが、土中の生物のえさになるため、それらの種類が増えて土壌の質がよくなる効果が期待できます。

これから芝生作りを始めるという場合は、手軽な化学肥料をメインに、ときどき必要に応じて有機肥料を与えるという方法がよいでしょう。両者が混ざった「複合肥料」というのもあります。

今回の商品の選定ポイント

それでは、これまでの内容をふまえ編集部がセレクトしたおすすめ芝生を発表しましょう。下に挙げた基本情報も忘れずにチェックして下さいね。

  • 内容量

※種の場合kg、切り芝の場合m2

今、一番おすすめする芝生はコレ!

もっとももおすすめできる芝生は、「葉が柔らかく感触がいい」「長く緑を楽しめる」「施工が手軽」と3拍子そろったこの一品です。

兵庫県の生産業者「三種混合ロール巻芝」

  • 内容量:約0.5m2


これなら「日本で常緑の芝生」も夢じゃない!

寒さに強く色が美しい「ケンタッキーブルーグラス」、寒地型のなかでは暑さに強い「トールフェスク」、踏圧に強い「ペレニアルライグラス」の3種の西洋芝を組み合わせた最高級の芝生。

最大の魅力は、緑の芝生を長期間楽しめるように工夫してブレンドされていること。日本芝は冬のあいだ地上部が枯れてしまうため、長らく「日本で常緑の芝生は無理」だと思われてきました。

しかし西洋芝を使ったこの「三種混合ロール巻芝」なら、冬もきれいな緑のまま。暑さに強い品種も入っているので、単一品種を植えるより夏のダメージも少なくすみます。夏の管理を頑張れば「1年中緑」も夢ではありません。

しかも日本芝より葉が細くてやわらかいから、上を裸足で歩いても気持ちがいい!「これを敷いてから、子供が庭で遊んでくれるようになった」という口コミもあるほどです。多くの幼稚園の園庭にもこの芝生が使われています。

幅広のロール状で、施工の手間が少ないのもうれしいポイント。できるだけ長く緑の庭を眺めていたい人、ふかふかの芝生で子供と遊びたい人、とにかく手っ取り早く芝生にしたい人……いろいろな人に、おすすめしたい一品です。

理想の庭にするために!芝生のおすすめ4選

ひとくちに芝生といっても、その性格はさまざまです。丈夫で育てやすい質実剛健タイプ、手間がかかるけれど美しいタイプ。あなたはどのタイプを選びますか?

1.相馬グリーン「高麗芝 (コウライシバ) 10束 」

  • 内容量:約0.875m2(芝マット10枚での面積)


丈夫さが魅力!これが日本の芝生の標準

「高麗芝」といえば、日本でいちばんよく売れている品種。種からは増やしにくいので、すでに生えている芝生をマット状に切り出した「切り芝」という形で売られています。この商品は、健康な高麗芝の分厚いマットが10枚セットになったものです。

選ばれる理由はずばり「育てやすさ」。高温多湿に強いこと、比較的手入れに手間がかからないことから、とくに夏が暑い関東以西でよく採用されています。はじめてでうまく育てられるか不安、という人にもおすすめ。

高麗芝はホームセンターなどでもときどき売られていますが、そういうものは少し弱っていたりすることも。この「相馬グリーン」の高麗芝は、「青々としている」「雑草があまり生えてこない」など高評価が多く寄せられているので安心ですよ。

2.SORA「姫高麗芝 3m2」

  • 内容量:約3m2(芝マット27枚分の面積)


繊細な葉が作り出す、美しい緑のカーペット

「姫高麗芝」は日本芝の一種。高麗芝より葉が細く、密度も非常に高いのが特徴です。

成長が速いため、こまめな刈り込みや施肥が必要。ほかの日本芝に比べて管理には少し手間がかかりますが、難しいというほどではありません。きちんと時間を割いて手入れをしてあげれば、ワンランク上のきめ細かく美しい芝生に育ってくれます。

この「SORA 姫高麗芝 3m2」も長方形のマットタイプ。芝生に適した専用の床土(園芸店やネットで買えます)を蒔いた上に、タイルのように敷き詰めます。しっかりとした分厚いマットで扱いやすく「ホームセンターのものより質がいい」などと好評です。

3.園芸ネット「ケンタッキーブルーグラスブルーノート1kg 」

  • 内容量:1kg


寒地型のなかでは暑さに強く、日陰にも耐える

ケンタッキーブルーグラスは、世界でもっとも広く栽培されている芝生です。

本来は涼しい場所に適した芝生ですが、そのなかでもこの「ブルーノート」という品種は比較的暑さに強く、暖かい地域での栽培も広がってきています。もちろん寒地型なので冬でも緑を保ちます。日陰にも強いため、住宅密集地でも使いやすいでしょう。

なおこの製品は、上の高麗芝や姫高麗芝とは違いタネの状態で届きます。タネまき時期は寒冷地で5〜8月、それ以外で3〜6月か9〜10月ごろ。発芽や生育は遅めですが、じっくり世話をすれば緻密で淡い緑色がさわやかな美しい芝生になりますよ。

4.園芸ネット「トールフェスク インフェルノ1kg」

  • 内容量:1kg


あまり伸びないので刈り込みの手間いらず

寒地型西洋芝の「トールフェスク」のなかでも、とくに草丈が低い品種です。頻繁に刈り込みをしなくても低い草丈を保つので、西洋芝のなかでは管理はラクなほうだといえるでしょう。寒地型でありながら、比較的暑さに強いのも魅力です。

一般にトールフェスクの葉はやや太くて硬いと言われますが、この「インフェルノ」はそのなかでは葉が細くてやわらかめの品種。「姫高麗芝よりやわらかく、感触が気持ちいい」という口コミもありました。

なおこの商品もタネの状態で届きます。タネから育てられる品種の場合、芝生が完成するまで時間がかかりますが、マット状やロール状のものより初期コストが安いというメリットもあります。

芝生の育成には必須!芝生の肥料おすすめ4選

美しく色あざやかな芝生を作るためには欠かせない、おすすめの化学肥料をピックアップしてみました。

1.バロネスダイレクト「芝生の肥料 5kg入り」

  • 内容量:5kg


芝生のプロが作ったプレミアムな肥料

芝生管理に関わるあらゆるアイテムを扱うメーカー「バロネス」の化学肥料。ゴルフ場のグリーンでも使われていて、品質の高さは折り紙つきです。

芝生の隙間に入りやすく、栄養分が吸収されやすい細粒タイプ。速効性の成分とゆっくり効く成分をバランスよくブレンドしているので、施肥直後から効果が現れて長期間効きつづけます。

成分がいちどに大量に溶け出し、土中の肥料濃度が上がってしまい芝生にダメージを与える、いわゆる「肥料焼け」を起こす心配もありません。

口コミも「臭いもなく使いやすい」「これより効果ある肥料は知らない」「20年間愛用している」など、絶賛するものがほとんど。使ってみれば、効果の高さにきっと納得できるはずです。

2.住友化学園芸「マイガーデン 芝生用」

  • 内容量:1.6kg


腐食酸配合で土質の向上にも役立つ

こちらも速く効く成分と長期間効く成分をブレンドし、2〜3ヶ月くらい効果が持続するように作られた芝生用の肥料です。

基本のチッソ・リン酸・カリウムのほかに、これらの効果を高める働きのあるマグネシウムを配合。さらに土壌の保水性や通気性を高め、植物の肥料の吸収を助けてくれる「腐食酸」も高濃度で入っています。扱いやすい化学肥料でありながら、有機肥料のような効果も発揮してくれるうれしい一品です。

「撒くたびに芝生が元気になる」「ばらまくだけでいいのでラク」など、口コミ評価も上々。臭いについては「気になる」と「気にならない」の両方の意見があるようです。

3.ハイポネックス「芝生の肥料」

  • 内容量:0.5kg


肥料の定番、ハイポネックスの使いやすい一品

「ハイポネックス」といえば肥料メーカーの定番。ホームセンターやスーパーの園芸コーナーでも売られていますね。

この「芝生の肥料」には、基本の3要素のほかに「マグネシウム」や「硫黄」がバランスよく使われています。葉の色をあざやかにする働きがあるので、緑が濃くて緻密な、美しい芝生づくりにひと役買ってくれるでしょう。

さらに、海藻パウダーや「クラブシェル(カニの甲羅)パウダー、魚粉といった天然由来の有機質も配合。土中の微生物の活動を活性化し、土質を改良して「地痩せ」を防ぐといった効果も期待できます。

しかも有機肥料のような効果がありながら、臭いがしないのがうれしいポイント。近隣にも気兼ねせずに使えますね。

4.メネデール「芝肥料 原液 1L」

  • 内容量:1L


「ちょっと芝生の元気がないな」というときに

植物の葉や茎の生長を助けるチッソに加え、葉緑素の生成を助けて芝生の色を濃く美しくし、抵抗力を高める鉄分を配合。「芝生が青々と元気になった」「1週間くらいで効果が現れた」など、高評価な口コミが多く見られました。

液状なので栄養分が吸収されやすく、効果が出るのが早いのが特徴。その反面、効果の持続時間は少なめです。

そのため芝を植えつけるときにはじめにほどこす「元肥」として使うより、芝の生育状態をみながら追加で補助的に与える「追肥」として使われることが多いです。

使うときには、必ず水で指定の濃度まで薄めてからにしましょう。濃度が濃すぎると芝生が傷む原因になります。

芝生を購入するときの気になる疑問・質問

芝生を「植えたあと」のことも気になりますよね。基本的な疑問はここで解消して、メンテナンスのイメージを持っておきましょう。

庭に芝生を植えたあとの手入れはどのようにしたらよいの?

もっとも基本的な手入れはやはり「水やり」です。

芝生も植物。葉や表面の土の状態を見ながら、適切なペースで散水します。葉がくるんと丸まっていたら水不足のサインです。盛夏はとくに水不足に陥りやすいので注意しましょう。おすすめの時間帯は朝、なぜなら病害虫が発生しにくくなります。

そのほか、よい芝生を作るためには「刈り込み」「施肥」「雑草の除去」なども重要です。必要な回数は季節や品種によって違いますが、西洋芝は日本芝より年間通してこまめな手入れが必要だと考えましょう。

また意外に見落としがちなのが「日照の確保」。日陰に強いとされる品種でも、1日に最低4時間ほどの日照は必要です。

まとめ

芝生を選ぶときに知っておきたいポイントや、おすすめの芝生や肥料について紹介しました。庭に芝生を敷くことで得られる効果はたくさんあります。

たとえば、葉の蒸散作用で周辺の気温上昇がおさえられ、涼しく感じられるようになります。エアコン代も節約できるかもしれません。夏の照り返しによる眩しさも和らぎますし、乾燥する冬の砂ぼこりもおさえてくれます。

何より芝生のきれいな緑は、いつでも私たちの心を和ませてくれますよね。いろいろな意味で暮らしにちょっと潤いを与えてくれる芝生を、あなたの庭にも取り入れてみませんか。


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